VULTUREC BLOG

ご覧の通りの有様でございます。

Native Instruments Komplete14、K13UCEからの差分チェック

NIのKomplete14がリリースされました。

私はKomplete13のCollector's Edition(最上位版)を保有しているのですが、

何が追加になったのかいまいち分かりにくかったので、確認しました。

  • K13UCEを保有して以降、単品購入したものがある
  • 無償配布されたものもゲットしている

上記条件があるので純粋にK13UCEとの差分にはなっていないと思いますが

何が追加になったのかざっくりわかると思うので記事化しておきます。

 

まずはK14STDにアプデした際に追加になるもの。

Komeplete14 Standard 追加分

そしてK14CEにアプデした際に追加になるもの(STD分は割愛)

Komplete14 Collector's Edition 追加分

K14STDとK14CEのアップデートに関する価格差は

K13UCEを所有する私に関してはこのように表示されています。

K14UPD料金

価格差¥40,400。

Collector's Editionで追加になるエキスパンションなどがとても必要だ、と思えばこれくらいの価格差なら買ってもいい感じですけど、まずアップデート前に1つずつ精査していく感じですね。使わないエキパンなんてSSDを圧迫するデメリットしかないですからね、、、

 

BLOGの存在意義って

90年代〜2000年代あたりはネットの活動っていうと

HP作成、BLOG、掲示板、CHATROOMとかだったと思うんですが

ずいぶん世の中変わりました。

今はもう個人が趣味的にHP作成するのもあまり一般的ではないし

BLOGもアフィリエイトの為に存在するようなもの。

掲示板も一部のアタオカの遊び場だし

CHATROOMはもう一般的には存在すらしない。

 

代わりにSNSが取って代わっていて、自分も日々twitterなんかにあれこれと書き込んでいるわけですが、twitterとかに書き込む事とBLOGに書き込むのってやっぱり違うと思うんですよ。

 

twitterに連ツイで長めの文章を書き込んだりもするのですが、それもなんだか違う感じがして。

 

長文を書くのであればBLOGの方がやっぱりしっくりくるのかもしれない、と思ったので

今日からそのように自分の中で棲み分けして書いていこうと思い立ちました。

 

取り立てて内容があるものになるとは思えないのでネットにUPしていても個人日記のようなものでしかないのですけれど、誰も読んでいないと思いつつもこうやって文章で吐き出すのって面白いんですよ。

 

まぁそんな感じでやっていきますのでよろしくです。

 

PS 過去記事はそのまま残しますし、同じ系統のポストもすると思いますが、今後はもっと雑多な内容になると思います。

SSL SiXのルーティング変更

SiXのルーティング変更後

機材の入れ替えを考えている中でSSL SiXのルーティングをアウトボードモードに戻そうということで作業しました。

SiXのサミングというと、D-SUBまで使うと12chあります。(MONO2本+STEREO5本)

ですが、Ext Input2系統はDAWモニター用とターンテーブル用で使用、D-SUBは不使用なので今回はMONO2本+STEREO2本の合計6ch分のセッティングにします。

 

うちの機材環境のI/O状態は

UA Apollo X8 アナログアウト8本

UA Apollo twin mk2 アナログアウト2本

 

この中で、X8の8本中2本は既にWARM AUDIO BUSCOMPの外部FX接続で使用中。

X8の残った6chをSiXで使用します。(今回twinは不使用)

SiXへSEND

サミング用途ですと、なるべくDAWからバラして出してサミングミキサーを通してマスターレコーダーで記録、もしくはDAWに戻すのが一般的だと思いますが6ch分しか使えない状態ではあまり意味がないので今回はMIX時のサウンドメイク用アウトボード的位置付けにします。

 

SiXからDAWヘ信号を戻す経路は2系あります。

G-BUS COMPを通るメインアウトプットと

MUTEスイッチを押すと信号が流れるBUS B。

SiXからのRETURN

このBUS Bの先にはAMATERAS0002を挟んでDAWに戻す事によりカーンヒル・トランスの味付けをプラス。

シンプルかつジェントルにグルー感を増したい場合はメインアウト。

違った倍音感を狙う場合はBUS Bといった感じで使い分け。

 

BUS Bは更にapollo x8のUNISONインプットのLINEにアサインしているので、ユニゾンプリアンプやチャンネルストリップも使用してテイストを変えることもできます。

 

ルーティングはこれで完了。

 

うちのメインDAWであるCUBASEではアウトボードを扱う場合、2つのやり方があります。

・aタイプ:外部FXとして登録しエフェクターラックで使用

・bタイプ:アウトプットを登録してSEND、オーディオトラックでRETURN受けして録音

 

aタイプの場合はin/outをそれぞれStereo1系統決めて使い、1個のエフェクターとしてしか使えないので、今自分のセッティングには不適当。

DAWから6out ⇨ SiXに6in ⇨ SiXから4out ⇨ DAWに戻す

という形になるので、bタイプ でいきます。

bタイプの使用例

この使用法の利点は各トラックのアウトプットをSiXに送るチャンネルに複数アサインできること。DAW上での視認性の問題もあるので、Mix時にはCUBASE内でBUSを組みますが、今回の使用用途はトラックのおおまかな味付けなので、同じ目的のサウンド(例えばSEやFX系など)をCUBASE上でネタを並べて簡単にバランス調整したらSiXの同じチャンネルに送ってそれを戻して録音すると1本のステレオトラックにまとめられます。

 

また、複数のベース音色をレイヤーする際などにも有効だと思います。

簡単に馴染みますからね〜。

 

生録した素材よりもVirtual Instrumentsサウンドの馴染みや汚し、グルーに活用する使用例になります。

 

いやーそれにしてもBIG SiXの欲しいこと欲しいこと、、、w

どこかから降ってこないですかね!

 

今回使用した機材はこちら↓

 

 

私が今最も欲しい機材↓

 

 

我が家のiPad達が古くなってきたので買い替えしました

我が家にはiPadが2枚あって、

  1. iPad Pro 第3世代 12.9inch 256GB
  2. iPad Pro 第1世代 12.9inch 128GB

だったのですがここ最近の新機種がかなりスペックアップしていて

 

そろそろ買い替えかなーなんておもっていました。

そこで、ビックカメラソフマップの買取サイトラクウルで買取上限金額を確認してみたら両方とも結構良い買取価格。

 

ということで、両方とも買い替えました。

Pro3をiPad Air 第5世代 256GBに。

Pro1をiPad第9世代 64GBに。

ProグレードからAirや無印に買い替えた訳ですが、どちらも性能的には向上しているし、

画面サイズも少し大きすぎて重く感じていたので小さくしたかった。

ニーズには合っていました。

 

そして、買い替えにかかったコストは

Air5は買取金額の方が上回ったので追加コストなし

無印9は7000円で購入できました。

 

 

 

 

最低限のコストで機器入れ替えができて大満足でした😁👍

 

 

macOS Monterey + Intel MacにおけるDTM環境

iMac Pro(2017)  + macOS Monterey環境で発生した「おま環不具合」により、

「すべてのコンテンツと設定を消去」を実施し、OSをクリーン状態に戻して

1からDTM環境を構築し直しました。

その際、

インストール&アクティベーションできたハードウェア、ソフトウェア、プラグインについてここに情報公開します。

注意点としては、プラグイン動作確認について、同一メーカーのもののうち、1〜2個ロードしてみて動作すればOKとしています。

例えば、バンドル製品等については含まれる全てを確認していません。

注意

メーカー側が正式に対応を発表していないものも多数あります。

ここに記載の情報を鵜呑みにしてOS updateを実施した方になんらかの不具合があっても当方は一切関知いたしません。もしOS updateされる場合は自己責任でお願いします。

 

ハードウェア

  • Universal Audio Apollo X8
  • Universal Audio Apollo Twin mk2 Quad
  • Universal Audio UAD-2 Satellite
  • Universal Audio OX
  • LINE6 HX EFFECTS(HX edit3.15)
  • Solid State Logic UC1
  • Solid State Logic UF8
  • Softube Console 1
  • Native Instruments Komplete Kontrol S MK2
  • Native Instruments MASCHINE MIKRO MK3
  • GENELEC 8331A SAM™ GLM 4.1.2

全て問題なく動作しました。

 

ソフトウェア

* スタンドアローンバージョン

 

プラグイン

  • Steinberg Absolute 5
  • Solid State Logic Native Plugins (all)
  • Universal Audio UAD Plugins v9.15.1
  • Native Instruments Komplete 13
  • Plugin Alliance MEGA Bundle
  • Eventide Newfangled elevate bundle
  • Waves V13 Plugins (Mercury+SCC+Abbey Road)
  • Arturia V Collection 8
  • Arturia FX Collection 2 
  • iZotope MUSIC PRODUCTION SUITE 4.1
  • iZotope CREATIVE SUITE 2
  • MELDA PRODUCTIONS MTotalFXBundle
  • Softube Console 1 plugins
  • Softube Native Plugins
  • Soundtoys 5
  • AOM Plugins
  • Kilohearts toolbox ultimate
  • cableguys shapebox2
  • LennarDigital Sylenth1
  • Reveal Sound Spire
  • Xfer Serum
  • reFX NEXUS4
  • Arturia SQ80V
  • Spectrasonics Omnisphere
  • Spectrasonics Trillian
  • toontrack Superior Drummer 3
  • IKmultimedia MODO Bass
  • IKmultimedia MODO Drum
  • IKmultimedia Miroslav Philharmonik 2
  • IKmultimedia Sampletank 4
  • IKmultimedia Hammond B-3X
  • IKmultimedia Sampletron 2
  • IKmultimedia Syntronik 2
  • Waves FLOW MOTION FM Synth
  • WavesCR8 + COSMOS
  • u-he DIVA
  • u-he HIVE2
  • u-he ZEBRA2
  • u-he Repro
  • Synapse DUNE 3
  • UVI Falcon 2
  • UVI SHADE
  • XLN Audio XO
  • XLN AIDIO RC-20
  • Eventide Newfangled GENERATE
  • Vital Audio VITAL
  • Fabfilter Plugins
  • Black Rooster Plugins
  • PSPaudioware Vintage Warmer 2
  • PSPaudioware Xenon
  • PSPaudioware oldtimer MB
  • PSPaudioware Infinistrip Fire
  • PSPaudioware Saturator
  • PSPaudioware Impressor
  • PSPaudioware Lotary 2
  • PSPaudioware  MasterQ2
  • Voosteq Material Comp
  • Tone Project UNISUM
  • Tone Project KELVIN
  • LEAPWING DYNONE
  • Sonnox Claro
  • Sonnox Drumgate
  • PLUGIN BOUTIQUE Scaler2
  • sonible smart:comp
  • sonible smart:EQ3
  • sonible smart:limit
  • sonible smart:Reverb
  • Devious Machines DUCK
  • Pulsar Audio MU
  • Pulsar Audio 1178
  • Pulsar Audio Smasher
  • Eventide SplitEQ
  • LetiMix GAINMATCH
  • LiquidSonics Seventh Heaven with Pro Bundle
  • KORG Collection 3 
  • KORG wavestate native (demo)
  • KORG opsix native (demo)

Native Instruments / toontrack / UVI / IKmultimedia などの巨大ライブラリ製品は全て外付けDISKにライブラリを置いて運用していたのでアプリ本体をダウンロード・インストール後にパスを指定してやる感じでかなりの時短になりました。これが全部サーバからダウンロードして、となるとどれだけ時間がかかることか。

最近のapple silicon macは内蔵SSDのアクセススピードが外付けSSDとは比較にならないぐらい爆速なので内蔵8TBに盛ってライブラリ全部入れちゃうって人もいるかと思いますが、OSを巻き込んだ不具合で全部まっさらにして環境構築し直す場合を考えると外付け運用か、少なくともアクセスの速い外付けディスク(Thunderbolt HDDかUSB3.2 SSDなど)にバックアップをとっておく、のは必須ですね。

注意(再掲)

メーカー側が正式に対応を発表していないものも多数あります。

ここに記載の情報を鵜呑みにしてOS updateを実施した方になんらかの不具合があっても当方は一切関知いたしません。もしOS updateされる場合は自己責任でお願いします。

 

 

 

 

 

 

 

 

iMac Pro、撃沈からの復活

先日、思い切ってmacOSをMontereyに上書きアプデして、

問題もなく使えていたのですが、事情により

UAD Softwareを再インストールすることになりました。

同じバージョンの上書きだったので、いつも愚図る機能拡張ブロックも大丈夫かとたかを括っていたのですが、案の定再起動したらFinderが正常に動作しない。

 

つまり、強制電源オフもしくは強制再起動以外何もできないのです。

UAD Softwareのインストール、macOS Catalinaで以降おかしくなる時は

システム整合性保護、SIPが悪さをしていたので、これを切るべく

リカバリーモードで起動したら、今度はディスクの調査中とかが延々終わらず。

 

そういえば、まだ周辺機器をUSBやらTBやらで接続しっぱなしだったのでこれを全部抜いてみたところ、一応リカバリーモードは入ることができました。

 

SIPの無効化を実施して再度UAD Softwareをインストールしたのですが、

また暫くしたらFinderがおかしくなり

(ここで気づいていれば傷は浅かった、、、伏線です)

 

仕方ないのでもう思い切ってOSを綺麗にクリーンインストールすることにしました。

最初はもうSIPがめんどくさいので、インストールディスク作成済みのMojaveに戻そうか

とも思ったのですが、とりあえずMontereyをまっさらにしてやり直せば大丈夫なのでは?と思いMontereyでクリーンインストールすることに。

 

ここでMontereyのクリーンインストールについて調べていたら、どうやらMontereyではいちいちOSのクリーンインストールをせずとも、

「すべてのコンテンツと設定を消去」

ができるとの情報が。iPhoneのトラブルシュートや、古い物を下取りに出す時にやるアレです。

macOSがCatalina以降、OS領域とデータ領域を分けていたのはこれを簡便に実現するためだったんだなと。

やってみると、OSクリーンインストールに比べて遥かに時短で簡単に行えました。

ただ、「本当にこれでクリーンインストールしたのと同等の状態なのかな?

という疑問はあったので、とりあえず一番問題になっていた

UAD Softwareのインストールからやってみることに。

当然、ここでは外付け機器は一切繋がずにMac単体状態で実施。

その結果、全く問題なくインストールが完了し、再起動後もFinderがご臨終することもなくサクサク動作

しかしここで外付け機器、特にディスク関連を繋ぎ始めたらまたFinderの挙動がおかしくなり。

 

色々外付けディスクを調査したところ、

2台ある外付けSSDのうち古いものがどうやらおかしくなっているようだ、と判明。

それを外して環境構築していくと全く問題なく動作しました。

 

問題のSSDはアクセスすると内容を表示するのにタイムラグが発生してレインボーサークルが発生したりする状態になっていたのですが、音源やサンプラーのライブラリ1.3GB分を格納していて、これが失われると全て再ダウンロードしなくてはならず非常に時間がかかってしまうのでなんとか救出したい、と言うことで、サブ機(iMac,OSはBigSur)に接続してみたところ、こちらでも多少の違和感はあるものの一応動作してくれたので、サブ機側でThunderbolt接続のHDDにデータをコピーしてそれをメイン環境のiMacProに接続しました。

Kontaktでの読み込み時、SSDに比べると時間がかかってしまいますがそこは我慢の子。

 

SSDがおかしくなったのは初期不良プチフリ以外では初体験だったのですがほんと怖い。

そもそもHDDもSSDも永遠に使えるものではないのでデータはクラウドが一番なんでしょうが音楽制作系のライブラリはSSDで運用する以外無いので定期的にSSDを買い換えるしか無いんでしょうね。

もうちょっと安くなってくれるといいんですけど、まだまだ高価。

 

結果としてはすべてのコンテンツと設定を消去、をせずともこのSSDがおかしい、ということが判断できていれば多分大丈夫だったような気がしますが、起動時にFinderが固まるという地獄だったので致し方ないです。

それに、10年以上アプデやTimeMachineで乗り継いできたので要らないゴミが結構溜まっていて。それらが一掃できたし、動作もかなり軽快になったしってことで結果オーライと思ってます。

 

とはいえ丸三日間、この作業(ソフトウェアやプラグインの新規インストールなども含めて環境を復旧するまで)で潰れたんですけどね、、、

 

次回はmacOS Monterey + Intel Macでインストールし、軽く動作確認ができたDTM系のアプリケーション&プラグインなどをまとめて記事化しようと思います。